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SDGs視点で考える、好きな仕事ってなんだろう?

SDGs視点で考える、好きな仕事ってなんだろう?

世の中にはたくさんの仕事があります。その中から自分が本当に好きだと思える仕事や適職だと感じる仕事に巡り合いたいものです。

しかし職務内容や業種、給与や福利厚生などの条件だけで仕事を探すと、イキイキと働く自分の姿が想像できなかったり、いざ入社してみたら入社前に描いていた仕事のイメージとのギャップで幻滅したりといった壁に突き当たるかもしれません。

また、今の職場に大きな不満はないけれどこの仕事が本当に自分に合っているのかわからない、個性を活かせていないと感じている方がいるかもしれません。

そんなときはSDGsの視点に立って、好きな仕事、やりがいを感じる仕事がどんなものなのかを考えてみましょう。

SDGs11

たとえば「自分の地元が好きだから地域の役に立つ仕事がしたい」と思う方は、SDGsの目標11「住み続けられる街づくりを」に取り組んでいる企業なら、仕事を通じてやりがいを感じながら地域貢献に寄与できるでしょう。

SDGs12,13,14,15

エコバッグを使用したり家庭の食品ロスを減らしたりと日頃から地球環境を意識している方が、もっと社会全体にインパクトを生み出す取り組みをしたいと考えているなら、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に関わっている企業に目を向けてみると新たな発見があるかもしれません。

SDGs2,5,10,16

もっと自分の個性や得意なことを発揮したい、いろいろな年代や性別の人たちと協力し合って仕事がしたい、不平等や格差のない世界を作りたいと考えている方なら、目標4「質の高い教育をみんなに」、目標5「ジェンダーの平等を実現しよう」、目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標16「平和と公平をすべての人に」などに積極的な企業と相性が良い可能性があります。

今はだれにも先行きが見通せない不安定な時世ですが、SDGsが2030年の世界共通のゴールであることは確かです。SDGsの17つの目標には世界の解決すべき課題が織り込まれています。課題があるということは、そこに社会のニーズがあるということです。つまりSDGsに取り組んでいる企業は、社会から必要とされ続ける可能性が高いと考えることができます。

自分の好きな仕事ってなんだろう?10年後も必要とされるのはどんな企業だろう?そんな疑問が浮かんだ時は、ぜひSDGsの視点で見定めてみてください。